総務省「令和8年度 ICTスタートアップリーグ」に採択されました

2026/06/18

このたび、当社は、総務省「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」に基づく支援プログラム「令和8年度 ICTスタートアップリーグ」のSupport Ⅱに採択されましたので、お知らせいたします。

「ICTスタートアップリーグ」は、総務省が2023年度から実施している「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」に基づく支援プログラムです。研究開発費の支援に加え、専門家による伴走支援やメディアとの連携による広報支援など、スタートアップの成長に向けた多面的な支援を提供しています。

公式サイト:
https://ict.startupleague.go.jp/

採択事業の課題名

プロジェクトの見落としを検出する知識構造化プラットフォーム

採択事業の概要

MBSE(Model-Based Systems Engineering)が持つ構造化の能力を、既存ツールと互換性のある規格で実装し、設計や運用における見落としを自動的に検出する知識構造化プラットフォームの開発を進めます。

研究開発の背景

航空宇宙や防衛など、一つの見落としが重大な事故につながり得る領域では、設計の意図や前提条件をMBSEによって構造化し、抜け漏れを防ぐ手法が発展してきました。

一方で、こうした構造化の取り組みは、専門人材を確保できる一部の高信頼性領域を中心に活用されており、多くの開発現場には十分に普及していません。

製造業をはじめとするさまざまな現場では、意思決定の根拠や、その前提となる知識が担当者個人の暗黙知として埋もれたり、複数のツールや資料に分散したりしています。その結果、情報が記録されていても、その関係性や経緯を把握することが難しく、通常のレビューだけでは発見できない見落としが生じています。

こうした課題に対し、日々の業務を大きく変えることなく、既存の情報を活用して見落としを検出できる仕組みが求められています。

研究開発の内容

本支援期間では、プラットフォームの事業化に向けて、事業計画のブラッシュアップ、既存顧客の現場における実証、対象業界への展開戦略の具体化を進めます。

専用ツールへの乗り換えを前提とせず、既存のツールや資料に分散している知識をつなぎ合わせて構造化することで、設計上の抜け漏れや運用上のリスクを早期に検出できる仕組みの実現を目指します。

今後の展開

まずは、航空宇宙・防衛や製造業など、高い信頼性が求められる領域を起点として、実証と機能開発を進めます。

その後、規制産業を含む幅広い業界へ対象を拡大し、見落としによる手戻りや事故を減らすことで、設計および運用の品質向上に貢献してまいります。